こんにちは!
現在、文章を書くトレーニングの一環としてブログを投稿しています。
今回の内容は書籍『新しい文章力の教室』の読書感想です。
文章を書くことを得意に変えたい
私はWebライティングで月5万円稼ぐことを目標にしています。
ライティングスキル習得のために、それらに関連する書籍を読んでおり、今回の本で3冊目になります。
以前読んだ本の記事は以下になります。気になる方はチェックしてみてください。
『1日1テーマ読むだけで身につくはじめてのWebライティング大全100』を読んだ感想
なぜ文章力を磨きたいと思ったのか
私は「話す」よりも「書く」ほうが、自分の性に合っていると思います。
そこで文章を書いてお金を稼げればと思っていますが、得意なわけではありません。
なので書くスキルを磨こうと考えたわけです。
ですが実際、このブログ投稿も毎回かなり時間がかかっています。
今までにもライティングに関する本を何冊か読んでいますが、もっともっと早く、わかりやすく書けるようになりたい。
そこで出会ったのが『新しい文章力の教室』でした。
『新しい文章力の教室』との出会いと印象
私が尊敬するブロガーのヒトデさんがおすすめしていたので、どんな本なんだろうと興味を持ちました。
書店で実際に手に取ってみると、まずサブタイトルの「苦手を得意に変える」というところにビビッと惹かれ、
中身をパラパラ見るとノウハウが細かくチャプターに分かれていて、読みやすそうだと感じました。
NG例と改善例が具体的に示されていた点にも良い印象を受けました。。
これを読めば文章力が身につくのではと思い、購入に至りました。
読んで特に刺さった!学びと気づき3選
本を読んで印象に残った点は以下の3点です。
「完読される文章」がゴール
本を読む前は「うまい文章=比喩や言い回しがすごい文学的な文章」だと思っていました。
この本では良い文章=完読される文章と定義されていて、自分の中ですっと腑に落ちました。
完食されるラーメンでの例えも面白く、読者にとって分かりやすい文章がどういったものなのかを理解する助けとなります。
作文をプラモデル化することで書けるようになる
作文は書く前の準備で文章が決まります。
その「キモ」は主眼と骨子からなる構造的な作文法にあります。
これが作文をプラモデル化するの意味です。
こうしてしまえば、誰でも簡単に文章を書けるようになり、そこにセンスや魔法は不要なのです。
ライティングの力をつけたいと思っている私にとってはとても勇気のでる内容でした。
主眼と骨子がしっかりしていれば、文章としては70点はとれる。つまりそれだけで合格点に届きます。
だからこそ、主眼と骨子は重要なんですね。
プラモ化する技術はあらゆる仕事で応用が利くため、文章力が磨かれると同時に仕事力全体も向上することになります。
社会人であれば文章を書く場面は日常的に遭遇するでしょう。
文章力は社会人の基礎体力という記載があり、本当ににそうだなと思います。
私はいま35歳ですが、「書くこと」に本気で向き合うのは今回がほぼ初めて。
正直「今さら…」という気持ちもありました。
でもこの本を読んで、文章力はいくつになっても磨いて損はないと思えました。
実用的な作文はサービス業
主眼と骨子をしっかり組み立てることで70点。
あとの30点は読者目線で何度も推敲を重ねて言葉選び、文章をブラッシュアップし続けることで100点へと近づいていきます。
読者がストレスなく最後まで読み切れるように伴走するイメージですね。
文章に磨きをかける具体的な方法が全5章のうち第2章〜第5章にかけて紹介されています。
その中には自分が知らず知らずのうちに使用しているNG表現も多々含まれており、それに対する改善文も紹介されているのでとても実用的です。
読み終えて変わったこと
この本を読んでから、文章を書くのが少し楽になりました。
特に書き始める前の準備の段階である、構造化するプロセスを知れたのが大きいと感じます。
読んだばかりで、まだまだ本の内容を落とし込めていないので、もっともっと読み込み、もっともっと実践を繰り返して自分の血肉としたいと強く思います。
まとめ:同じ悩みを持つ人へ
「文章がうまくなりたい」と思っているなら、まずはこの本を手にとってみてほしいと思います。
私のようにWebライティングに興味があって文章力を磨きたい人はもちろん、
ビジネススキルとしての文章力を磨きたい人にとってもおすすめできる本です。
構造的な作文法を身につけることは、ビジネスの場面でも大いに役立つスキルになることでしょう。
文章力を磨くつもりで読んだ本でしたが、気づけば「考える力」や「伝える力」も一緒に鍛えられていました。
きっとあなたの仕事にも、人生にも、いい影響を与えてくれる一冊になるはずです。
一緒に、文章力&仕事力をアップさせていきましょう!
おしまい