今回の記事は『となりの億万長者 成功を生む7つの法則』を読んだ感想を共有します。
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「お金持ちってどんな人? お金持ちの本当のライフスタイルを知ることで、自分もお金持ちに近づける」
そんな紹介文に惹かれて、トマス・J・スタンリー著の『となりの億万長者』を手に取りました。
4歳の子どもを育てながら、将来の生活や教育費に対する漠然とした不安を感じるようになっていた私にとって、
「どうすれば豊かになれるのか?」という問いは、ずっと頭の片隅にありました。
でも、年収は特別高いわけでもない(平均以下です)。
自分なりに節約もしているつもりだったけれど、
車も持たず、ブランド品やかっこいい時計にも興味がない——このままで本当に大丈夫なのかな?
そんなモヤモヤを、この本がスッと晴らしてくれたんです。
派手さより安心感。もともと倹約志向だった自分のライフスタイル
私が社会人になったのは24歳のとき。
そのころから車にも、時計やアクセサリー、ブランド品にも興味がありませんでした。
たまに友人たちの持っているものや、生活に憧れるときもありました。
家計簿をつけはじめたのもこのころ。
日々の生活も節約を心がけ、無駄遣いや散財はあまりしてきませんでした。
でも「このまま貯金が増えていくだけで、豊かになれるのかな?」と疑問もどこかにありました。
『となりの億万長者』が教えてくれた“ほんとうのお金持ち”
贅沢じゃなく堅実。共感しかなかった億万長者たちの習慣
『となりの億万長者』が教えてくれたこと。
それは真のお金持ちは質素で堅実だということです。
この本ではアメリカの億万長者を調査した膨大なデータから実際の億万長者たちの習慣が示されています。
その中に「車は中古」であったり、「時計は実用性重視」など、自分の暮らしと驚くほど重なる部分がありました。
お金持ちといえば、めちゃくちゃ稼いで、豪邸に住んで、派手なスーツに身を包み高級車を乗り回している。そんなイメージが一般的なのではないでしょうか?
でも実際は、多く稼げればお金持ちになれるわけではないのです。
「世間体よりお金の心配をしないこと」──心に刺さった一言
本のサブタイトルにあるように、この本ではお金持ちに共通する7つの法則が出てきます。
その中でも1番心に残ったのが「世間体よりお金の心配をしないことのほうが大事」です。
自分の目指したいお金持ちは、“見えないところで堅実に資産を築く人”だったと再確認しました。
かっこよくないですか?
見た感じ、全然お金持ちに見えない。
お金持ちであることを感じさせない態度。
でも実際は、派手な生活をしている見せかけだけのお金持ちの、数倍の資産を持っている「となりの億万長者」。
私は「となりの億万長者」に憧れますね。
あなたはどちらに憧れますか?
私が目指すところに行くためには派手な年収アップではなく、“地道な家計改善と積立”が正解だと改めて思えました。
読後の変化。支出はもっと洗練され、心はもっと軽くなった
ミニマリスト志向が自然と加速した
本を読んだあと、より支出に意識的になりました。
ひたすらにケチケチ節約するのではありません。
支出の最適化です。
自分にとって価値を感じるところには予算を割いて、反対に自分にとって満足度の低い支出は徹底して削る。
そりゃ私も無欲ではないので、たまには豪快に使いたいなと思うときもありますがね。
自分をコントロールするのです。
家計簿アプリで「安心感」を見える化する
何かを買おうとするときに「本当に必要か?価値があるか?」と考えるようになりました。
また、それを手に入れたあと処分するときのことも考えると、無駄な買い物が減るのでこの考え方もおすすめです。
Zaimで家計簿をつけ、収支の見える化を強化。
1ヶ月ごとに前月の支出を振り返り、満足度の高かったもの、低かったものを毎月振り返る習慣ができました。
それによってどんどん支出が洗練されていきます。
このようなミニマリスト的思考が生活全体に浸透してきました。
収入を下回る支出で生活することが当たり前になってきます。
こうなってくるとお金とともに安心感が着実に増えていくことでしょう。
一歩ずつ、自分なりの「億万長者」へ。まずは家計簿から始めよう
『となりの億万長者』を読み終えて
自分はすでに「となりの億万長者」の道を歩き始めていたことに気付きました。
自分の生き方に対して、「これでいいのかな?」と思うこともありましたが、
この本がその背中を押してくれました。
お金持ちを目指すうえで、一攫千金や上位数%に入る高年収は、必ずしも必要ではありません。
一歩ずつの地道な習慣が経済的自由につながっているのです。
年収は高くないけれど、家族との暮らしを大切にしながら、豊かに生きていきたい——そんなあなたへ。
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安心して暮らせる未来を一緒に目指しましょう。
本の詳しい内容が気になった人はぜひ読んでみてください!
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おしまい